マンションの売却をお考えのお客様へ。
マンションを売却するときには当然ですが、高く売りたいですよね。売却にはタイミングがあるのをご存じでしたか?
物件によっては売却価格が変わりやすいため、場合によってては高く売れる可能性もあります。
「どのタイミングで売るのがいいか分からない」という方も少なくないはず。今回は「マンション売却のタイミング」について解説していきます。

2013年以降マンション(分譲マンション)の価格相場は右肩上がりの状況が続いています。
国土交通省のデータによると価格相場は下記のように変動しているのがわかります。
図表引用:国土交通省

今後も右肩上がりの状況は継続すると考えられています。マンション売却をお考えの方にとっては売りやすい状況だといえるでしょう。
築年数で見るマンション売却のタイミング
築年数で見るマンションの売却のタイミングについてご説明いたします。
結論から申しますと、中古マンションの価格は、一般的に築年数を追うごとに価値が下がっていきます。
「高く売りたい」とお考えの方は新しい物件ほど高値で売却しやすくなります。
築20年~30年までの間は価格の減少幅が大きくなっており、新築時との価格の差が広がっていきます。
比較的高値・コストをかけず売却しやすいのは「築20年まで」がひとつのボーダーラインと覚えておきましょう。
経済・社会情勢から見るマンション売却のタイミング
経済・社会情勢から売却のタイミングをみることができます。
今回の新型コロナウイルスが流行った2020年時点よりも、中古マンションの成約率は上昇しています。
パンデミックが起こると一瞬マンション市場が悪化することがわかりましたので、次の新たなウイルスが出てきたときの参考にすると良いでしょう。
コロナウイルスが流行し、テレワークなどで家にいる時間が増え住居に対する意識が変わったことにより、「部屋数の多い物件」「より広い物件」を求めて住み替えをした方が増えたことが、中古マンションの成約率上昇につながっているのだと考えられます。
ただし、新型コロナウイルスも収まりつつあり、中小企業などではリモートワークを取りやめる動きも出ています。
再び会社出勤になることも予想され、立地の良い物件に集中していくのではと考えられています。
ロシアによるウクライナ軍事進攻によって輸出入が不安定になり、需要に対し供給が追い付いていない「インフラ状態」となっています。
また、製材の18%をロシアからの輸入に頼っている日本は今もウッドショックの状態が続いています。
新築マンションを建てるのに価格も上昇します。
新築マンションが高くなり買いにくくなることで、中古マンションに需要が流れます。
結果的に、中古マンションも新築マンションの価格上昇を追随する形となり、高く売れやすくなっています。
マンションが一番売れる時期は?
- マンションによって売るベストなタイミングが違うので一概に〇月!と言い切ることはできません。
- 時期を選べるのであれば、ある程度の良いタイミングはあります。

- マンションが一番売れるのは毎年1月~3月
- 売り出すタイミングは11月~12月頃
1年の中で、不動産が1番動く時期が1月~3月です。中古マンションの売買に関しても統計上この時期が一番成約件数が多くなります。
理由としては簡単で、4月には新居に引っ越しをしたいという購入者が多いからです。
4月入居希望のお客様に売ることをお考えの場合は3月中には引き渡しを済ませておく必要があります。
契約から決済までは、通常1か月ほど時間を要しますので、2月上旬には契約をする必要があります。
上記のように売り出すタイミングを逆算していくと、11月中には余裕をもって売却をしなければいけません。
売り出すタイミングは売却の目的に合わせて
売却のタイミングについてお話をしてきましたが、マンションを売り出すということは、転勤や移動など何らかの事情があってのことですから、基本的には、売却する事情に合わせて売りに出すタイミングを決めてください。
事情に合わせた中で、どれだけいい条件で売却できるか考えるのがベストでしょう。
タイミングを選べるのであれば、先ほどご説明した良いタイミングを見計らって売却に出してみるのがよいでしょう。
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