「家を売ろう!」と思ったら、まずしてみることは査定ですよね。複数の会社に査定してもらう事は、相場や大まかな物件の価格を掴むためには欠かせません。
ところが、同じ物件で同じ条件であっても不動産会社によって査定額は異なります。「査定額がバラバラで何が正しいかわからない…」と悩まれる方は少なくありません。当初の予想を上回る相場からかけ離れた高値がついたり、反対にがっかりするくらい予想よりも下回ってしまうことも。これは一体どうしてなのでしょうか。
適正価格で売却するためにも、各社で査定額が異なる理由を知り、信頼のおける不動産会社を根気強く探しましょう!
実は不動産には定価というものがなく、不動産会社が持つ相場感・知識量・市場の変化によって査定は変動するものなのです!
だからといって、相場から明らかにかけ離れていたり、極端に高すぎる査定額を提示したりしてきた場合は注意が必要です。
明確なルールが存在しない!
査定方法には明確なルールがなく、不動産には定価というものが存在しません。また、査定を行う際、多くの不動産会社が「不動産流通推進センター」が定めた「価格査定マニュアル」を利用することが多いのですが、独自のマニュアルを用いている場合もあります。
こういった理由から、査定額に差が生じてしまうのです。
査定対象と比較する物件が会社によって違う
多くの不動産会社は、一般的な相場や似たような物件の取引事例を参考にして査定額を算出します。
例えばマンションを査定する場合、同じマンション内で成約事例があればその事例と比較するのが通常なので、査定額に差は出にくくなります。しかし、条件が似ている別のマンションから成約事例を選ぶ場合は、あくまで似ている物件になるため、担当者の判断によって査定額に差が出てしまうのです。
不動産会社によって取引事例が違う
査定額は一般的な相場や似たような物件の取引事例を参考にして算出する…という事は、似た様な物件の取引事例が多ければ多いほど適正な査定額を出すことができると言えるでしょう。一つの物件に取引事例が複数ある場合、参考にする物件によって差が出てしまったり、取引事例が少なくて相場より安い価格を提示されるというケースもあります。
とりあえず大手に頼んでおけば早く高く売れるの?
「この不動産会社のCMよく見る!有名だから早く高く売れるでしょ〜」その判断、ちょっと待ってください。有名な大手企業だからといって早く高く売れるとは限りませんし、安心して任せられるわけではありません。自分に適した企業かどうか、しっかりと見極める事が大切です。
提案力・集客力・販売力のある会社ですか?
提案力は不動産の適正価格を提示できるか、集客力は熱心な販売活動を行うか、販売力は買主の不安を取り除いて購入に繋げられる営業ができるか、です。
どれか1つが欠けてしまっただけでも、失敗してしまう恐れがあります。大手だからといって安心せず、しっかりと見極めましょう。
地元の不動産会社を上手に活用しましょう!
大手は都心部に強みがありますが、それ以外のエリアは得意でないケースも多々あります。
売りたい物件が地元で人気エリアにあるのなら、地域密着型の不動産会社に売却を任せた方が早く買い手がつくかもしれません。
不動産一括査定サイトってどうなの?
不動産一括査定サイトとは、複数の不動産会社に一括して査定を依頼できるサービスです。
どこの会社に査定を依頼すべきかわからない方でも各社の査定価格や売却プラン等を比較する事ができます。入力された情報に基づきマッチングを行ってくれる一括査定サイトは、その利便性が大きなメリットといえるでしょう。
一方で、もちろんデメリットもあります。安心して利用するためには、サービスの仕組みを理解し、デメリットの対処法を押さえておくことが大切です。
メリット
- インターネットから無料で依頼できる
- 手間と時間をかけずに複数の査定結果を比較できる
- 自分が知らなかった地元の不動産会社を見つけられることがある
- 不動産会社から良い条件を提示される可能性が高くなる
デメリット
- 掲載されていない不動産会社がある
- 営業電話やメールの対応が大変なことがある
- 査定額の正しい判断が難しい
- 結果的に、地元の不動産会社の方が手間も時間も省ける場合がある
相場からかけ離れた高額査定には要注意!
各不動産会社は、他社の査定価格を予想しながら査定をします。ライバル会社と比較した時にいかに自社に注目してもらうかを重点に置きます。
それ自体は普通のことなのですが、中には相場からかけ離れた高額な査定価格を出し、さもその価格で売れるようなセールストークをして契約につなげようとする業者もいるのです。ついつい高い査定額のところに売りたくなってしまいますが、相場からかけ離れた高い価格で売りに出して、果たして買い手はつくのでしょうか。誰だって相場からかけ離れた高い価格で購入したくはないですよね。
さらに、高い査定額を鵜呑みにして売りに出したものの、全然売れないからといって値下げを繰り返していると、売れ残り物件のイメージがつき、更に売れなくなってしまうという事につながる恐れもあります。
査定額=売却額ではありません!
査定額は、売却額とは異なります。
査定額は「おおむね3ヶ月以内に売れるであろう現実的な売却額(最大額)」を算出したものです。
売却額は、「売主と買主の交渉の結果、実際に売却される額」をいいます。
そのため、査定額>売却額という事も起こりうるのです。
売主は高く売りたい、買主は安く買いたい、と全く逆の事を考えるので、金額に差が出てくるのは当たり前の事なのです。
この事から、査定額が高かったからといって、実際に高く売れるとは限らないという事がわかります。
正しい査定額が知りたい!
宅建業法では、「各不動産会社が選択した査定の根拠は、必ず明示しなければならない」と定められています。
つまり、根拠を提示しない・できない会社は、法律に違反し、適正な価格を提示していない可能性があります。
必ず査定方法や根拠となるデータを確認するようにして、納得できるまで説明を求めましょう!
また、出来る限りご自身も売りたい物件の相場を知ることが大切です。
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